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水の科学2

女性イメージ

不思議な水の性質
水はもっとも身近にある物質ですが、自然界にある物質の中でも特異な性質を持っています。そういった水の特異な性質のおかげで地球のバランスが取れているものもあります。
今回はそういった性質に注目してご紹介します。

温まりにくく、冷めにくい性質

お茶はだめ

水は熱しにくく、冷めにくい物質です。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、水は0℃~100℃の間で存在し、更には比熱(1gの物質を1℃上げるのに必要な熱量の事)がその他の物質に比べて非常に大きいです。
比熱が大きいという事は氷が解けにくく、気化しにくい(水蒸気になりにくい)という事です。
この性質によって地球は急激な温度変化を和らげているのです。
気温が上がりすぎた場合に水打ちするとあたりの気温が下がったり、車のラジエーターに使われたりといった冷却効果や、湯たんぽといった保温効果があるのも温まりにくく、冷めにくい性質を利用したものです。

いろいろなものを溶かす

コップの水

これもそれほど不思議に感じることではないと感じるかもしれませんが、性質が異なるものを水ほど数多く溶かす物質というは他にありません。

海水などは、自然界にある、ほぼ全ての元素が溶けていますし、我々の体内にある血も、水によって色々なものが溶けるからこそ、身体の隅々まで栄養素が運ばれたり、排出するべき物質を体外に運ぶ事ができるのです。

植物を育てる毛細管現象

浄水イメージ

水は親水性(水との親和性)が高く、この性質によって、水が密着し隙間などに入りこんで濡らしたりたり、水が浸透していこうとする性質がある。
汗やジュースをこぼした時にタオルを当てるだけで水をどんどん吸収していくのもこういった性質のおかげです。
こういった現象を毛細管現象といい、樹木が根から養分を吸い上げる事ができるのも、栄養を溶かした水が毛細管現象によって木の根に浸透し、末端の葉まで浸透していくからなのです。
重力を無視して吸い上げられるのはこの毛細管現象と葉の蒸散による、陰圧ポンプ効果という現象のおかげなのです。

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