HOME > 悪徳業者事例報告集 episode1~点検商法~

悪徳業者事例報告集 episode1~点検商法~

インターフォン

後を絶たない浄水器の悪徳訪問販売
悪徳業者の販売手口として、浄水器の訪問販売は、未だに途絶える事がありません。
その、命につながる水を使った非道な手口も知識を持つ事で被害を回避する事が出来ます。
当ページではその事例をいくつか紹介いたします。

男性イメージ

最もポピュラー、だけどつい騙されてしまう手口

ピンポ~ンとチャイムが鳴り玄関を開けるとそこには人のよさそうな男の人が立っていました。
用件を聞くと「水道水の水質調査に来た」のだという。
流石に怪しいと思って家の中に入れるを躊躇ったが、コップ1杯の水を持ってきてくれるだけでいいといわれたのでドア越しに水道水をコップに入れ、手渡した。

男の人が取り出したのは水質を調査する薬なのだそうで、その薬を数滴コップの水に入れたとたんにみるみるうちに透明だった水が黄色に変わった。

「あ~~・・・・」

しばらくの沈黙、不安に耐えかねてこの変化はどうゆう事なのか?と質問すると、
「先ほども言ったように、水質を検査する薬で、ここまで色が変わるのは酷いですね」と男の人は言ってきます。

「ちゃんと詳しくお話します」と言われて僕は信用しきってしまって部屋に入れてしまいました。

部屋に上がり込むと男の人はファイルを出して僕に見せた。
「先ほどの試薬は発がん性のある物質に作用して色が変わります。そしてこの水は・・・」
そういって黄色い水に指を浸けてかき混ぜ始めると驚いた事に水の色はみるみるうちに薄まっていった。
色がなくなっていったのは皮膚からその成分が吸収されてしまったからなのだという。

僕はすっかり怖くなってしまって、どうすればいいのかその男性に聞いた。

すると、男性は「その為に私はきました、少し失礼します」
そういって手馴れた手つきで浄水器を蛇口に取り付けまたコップに水をいれ、試薬を数滴入れた。今度は全く変化しなかった。

「このように浄水器を着ける事で発がん物質を除去する事が出来ます」と説明を続けた。

もうその時には今まで飲んでいた水がとても危険なもので、取り付けてもらった浄水器だけが安全を確保してくれるもののような気になってしまっていました。

「レンタルですと○○円で、ご購入されますと○○万円になります。長い目で考えられますと購入された方がお得です。」

大体どの蛇口でも取り付けが可能だという話もあり、ついローンで購入してしまいました。

騙されないためのワンポイント

男性イメージ2

今回の件で使われた薬品はオルトトリジンという、残留塩素を検出する薬で、黄色になるものや、ピンクになるものもありますが、どちらも塩素濃度を検査するもので、プールなどの水質検査に使われているものです。
もちろん水道水ですから塩素が入っていますので色が変わるのは当たり前です。
このようにして、不安を煽り信用させて言葉巧みに高額なものを売りつける詐欺が後を絶ちません。
予防策としては、訪問販売など、自分で判断がつかない場合ははっきりとNOと言えるようにしましょう。

先頭へ戻る